京都SJCD 第5回例会活動報告~京都SJCDの活動報告~

2018/01/29

土曜日は、 TKPガーデンシティー京都にてインターナショナルの予選会をおこないました。候補者は4名、各々20分のケース・プレゼンテーションをおこないました。厳正なる審査の末、京都SJCDの代表は広島県福山市でご開業の鈴木直樹先生に決定しまいた。会一丸となって鈴木先生を応援したいと思います。

日曜日には、福島県南会津町開業にてご開業の松本勝利先生をお招きして第5回例会を行いました。

午前中は2名の会員発表がありました。

1人目は窪田努先生の「デジタル・デンティストリー」2人目は前日にインターナショナルの代表者に決定した鈴木直樹先生のケースプレゼンテーションをおこないました。そして、質疑応答と協賛企業の紹介を行い午前は終了しました。

その後、松本先生と京都SJCD理事、相談役と昼食をとりました。点心の食べ放題のお店に行ったのですが、驚くほどの料理が運ばれてきて全員、満腹になるまで食べたのでお昼からの講演会で眠くならないか心配でした。

そして、午後からは第5回例会のメインである、松本勝利先生の講演会をおこないました。

「今だから学ぼう!インプラントアタッチメントを利用した義歯作製のKeyPoint!-印象・設計・咬合再構築、長期予後の観点から-」という内容でご講演いただきました。インプラント・オーバーデンチャーといえば一般的にはIODすなわち総義歯形態が基本形なのですが、それ以外にもIPOD(インプラント・パーシャル・オーバーデンチャー)がありIODとIPODを総称したものがIAOD(Implant assisted over denture)である。IODとIPODは似て非なるものであり、IODは維持させるもの、すなわち義歯が外れないように抵抗するためのものである。逆にIPODは維持の役割もあるが支持すなわち沈下防止の役割もあるとのことでした。実際のケースとイラストを交互に提示してもらい非常にわかりやすく、目からウロコでした。松本先生の体からあふれる人間としての魅力とトーク力で会場全体が松本ワールドに引き込まれて、私自身も非常に参考になる部分が多くありました。

講演会のあと、懇親会に松本先生にもご参加いただき、新幹線ギリギリの時間まで会員と談笑されていました。

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