京都SJCD 第2回例会活動報告~京都SJCDの活動報告~

2017/07/10

 土曜日には、TKPガーデンシティー京都にてステップアップ・ミーティングを行いました。3名の会員に発表してもらいました。現在悩んでいるケースや治療順序の確認、症例発表など多角的な方面から議論することができ有意義な時間となりました。

 

日曜日には、鳥取県米子市にてご開業の今井俊広先生をお招きして第2回例会を行いました。

午前中は2名の会員発表がありました。質疑応答と協賛企業の紹介を行い午前は終了しました。その後、今井先生ご夫妻と京都SJCD理事と昼食をとりました。食事中も話す内容は「咬合」の話ばかり。それでも俊広先生も真弓先生も一切嫌な顔をすることなくこちらの質疑に対して誠実に答えていただきました。

そして、午後からは第2回例会のメインである、今井俊広先生の講演会をおこないました。

今井先生は東京SJCD研修コースのインストラクターでもあり咬合の分野での第一人者であります。

「日常と咬合の関わり」という内容でご講演いただきました。著書である「さわる咬合,さわらない咬合」「臨床咬合補綴治療」など本からの抜粋も多くあり本を読んでもわからなかった内容もスッキリと理解することができました。バイオメカニカルストレスにより「歯、歯槽骨、筋肉、顎関節」は破壊されていく。咬合とは口腔内のみを見るのではなく、必ず咬合器上での診断も必要であると何度も言われていました。また、咬合の問題は特別なことではなく、日常いつも見ていること、そこに気づくことが出来るか?出来ないのか?その目を養うことが重要であると痛感しました。

講演会のあと、懇親会に両先生にご参加いただき、お酒を交わしながらここでも「咬合談義」に花が咲き、非常に内容の濃い1日となりました。

 

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